遮光カーテンの種類や機能について詳しく解説してみた!

インテリア

カーテンは簡単にカテゴリー分けすると「ドレープカーテン」や「遮光カーテン」や「レースカーテン」があります。今回はご家庭で使用頻度が多い遮光カーテンについて種類や機能をご紹介していきます。

遮光カーテンの品質や種類はどんなものが有るの?

遮光カーテンは以前は生地に厚みを持たせて遮光(光を遮る)を持たせている商品が多くあり品質もポリエステやレーヨンや綿などの混紡が多く有りましたがに最近はポリエステル100%にすることでご家庭の洗濯機で丸洗い出来て縮みがでない商品がメンテナンスがしやすく主流になって来ました。

遮光カーテンの構造はどうなっているの?

遮光カーテンは光を遮る遮光率で大きく1級から3級に分類されています。今回は遮光率に合わせた商品アイテムを説明をさせて頂きます。

3級遮光とは

表の生地に中間に黒糸を挿入して遮光にるタイプ・・・裏面は黒色になります。カーテンをした状態で室内から外を見るとカーテンが白っぽくなり光が若干もれますが室内が暗く成り過ぎることがなく快適に過ごすことが出来ます。

三級遮光カーテンの表

三級遮光カーテンの裏側

1~2級遮光とは

表の生地に中間に黒糸を挿入してその裏に白やグレー色,そのたカラーの糸を挿入するタイプ・・・裏面がきれいで、なおかつ遮光性もアップしたタイプに成りります。カーテンをした状態で室内から外を見ると2級遮光ではほぼ光を通さず1級遮光においては完全に外からの光を遮光を遮断することができます。室内に光を入れないことから日中にお休みになるときなど安眠快適に過ごすことができます。

一級遮光カーテン 表側

一級遮光カーテン 裏側

裏地ライナーとは

通常のドレープカーテンやプリントカーテンに無地調の遮光生地を取り付けて遮光機能を持たせた二重カーテンタイプ(後付け裏地ライナータイプ)に成ります。ご自宅のカーテンは遮光性機能がついていない方には後付けで簡単に取り付けが出来るのでおすすめです。お疲れ様です。カーテンを販売しているお店には必ず別売りで販売されていますので安心です。

遮音(1級遮光)とは

表の生地の裏面にアクリル樹脂を3層コーティングすることにより防音性を高め外から光を完全にシャットアウト一級遮光)すると共に屋外の雑音を遮る遮音機能を持たせた高機能タイプになります。

※いずれも使用する糸の番手(糸の太さ)や打ち込み(使用する糸の量)によって遮光等級が決まってきます。それによって一級遮光~三級遮光に分類されます。(NIF【日本インテリアファブリック協会】が定めた遮光等級)

吸音,遮音,断熱,遮光カーテンの構造図

カーテン等級はどんなものが有るの?

遮光等級はNIF (日本インテリアファブリックス協会)が定めた どれ位の遮光度が有るかを定めた等級のことを言います。

1級遮光 :遮光率99.99%以上で室内にいると人の顔が認識できない位の暗さレベル

2級遮光 :遮光率99.80%以上で室内にいると人の顔あるいは表情が認識できるレベル

3級遮光 :遮光率99.40%以上で室内にいると人の表情は分かるが作業には暗いレベル

4級遮光 :遮光率99.39%以下

遮光等級が小さい程、遮光率が高く暑い夏には強い紫外線や日射熱を遮る効果が高くこれによりクーラーなどの節約になり、また冬には寒い外の外気を遮断し暖房効率を高める効果がありますので省エネアイテムの一つに必ず加えられる商品です。夜間勤務で日中ぐっすりおやすみになりたい方にもおススメです。遮光等級が高い商品はお部屋が暗くなり過ぎることがなく適度に採光があり快適に過ごすことが出来ます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました