もっと知りたい丹波篠山産　丹波黒豆！～発祥から効能まで

丹波黒豆の発祥について

丹波黒豆は現在の兵庫県多紀郡西紀町川北で栽培されていた北川黒大豆と篠山市日置村で栽培されていた羽部黒大豆の2系統有ったことはご存知でしょうか？宮内庁御用達になったことから次第に有名になったことからこの２系統を長年の交配の努力により統一して今の大粒の丹波黒が誕生しました。現在は1994年の市町村合併により多紀郡などの4つの町が合併して篠山市が誕生しました。その後平成30年に条例で「丹波篠山市」に名称変更が行われました。

多紀郡河北村と篠山市日置村の地図

大粒の丹波黒豆のアップ画像

丹波黒豆とはどんな黒豆

丹波篠山特産　黒豆は大粒で深いコクと甘味が特徴です。丹波篠山は深い霧と温暖の差があり粘土質の土壌が黒豆に最適の環境になり、特に 枝豆は10月の中旬から月末の限られた期間しか収穫することが出来ないことから非常に高い人気があります。栽培期間が他の黒豆より長く（約100日）掛かることから市場では比較的高いお値段で販売されています。またお正月のおせち料理には必ず入っている黒豆は「まめにこころ配りをして生活する」「まめに安らかに暮らせるように」という願いが込められており、おせち料理にはなくてはならない一品となっています。

おいしい黒豆煮レシピ

(レシピ）

①大きな鍋に水　1.8L入れて火をかけ沸騰したら
水・砂糖・しょうゆ・塩・砂糖の錆びたクギを入れて火を止める。

②黒豆を手のひらでやさしく水あらいをする。

※あまり強く洗うと皮が破けるので注意

③洗った黒豆を5時間（一昼夜）浸けておく。

④この鍋を中火にかけ、沸騰しそうに成ったら灰汁（泡）を取り除き1/2カップの差し水をして一煮立ちさせて更に1/2カップに水を差す。

※この間も灰汁をきれいに取り除く。

⑤さらに中火にして落し蓋をして約５～6時間煮込む
※この煮込み中は絶対に蓋をとらないよう注意する
※戻すときは熱い煮汁に浸けることで皮が破けにくい。

⑥黒豆の硬さを確認してお好みでさらに煮込むなど調整する。

※出来上がりは煮汁は黒豆に浸るくらいがベストです。
→煮汁は少ないと皮がシワシワになります。

⑦そのまま更に一昼夜おいて出来上がり！

丹波黒豆のアップ画像

黒豆の効用

黒豆にはアントシアニンなどが豊富に含まれ取り続けることで色々なうれしい効果が有ります。

＜黒豆のうれしい6つの効果＞

①　血圧・血糖値改善効果・・・　黒豆に含まれているビタミンＥには血液をサラサラにする効果があり血圧や血糖値を改善につながります。

②生活習慣病予防・・・　大豆には含まれていない黒豆だけに含まれているアントシアニンとプロアントシアニンは強力な抗酸化作用を持っていることから心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病を予防の効果があります。

③ガン予防・・・　黒豆にはポリフェノールが豊富に含まれている為、ガンや心臓病などの病気を防いでくれる効果があります。

④便秘解消効果・・・　黒豆にはオリゴ糖や食物繊維がたっぷり含まれていることから便秘改善効果が有りす。

⑤ダイエット効果・・・　サポニンやアントシアニンの作用で内臓脂肪の吸収を抑える作用が有るためこの2つの成分を摂取し続けることで体に脂肪が蓄積をされるのを防いでくれます。

⑥美肌効果・・・　黒豆には体の中に溜まった余分な塩分を排出してくれる「カリウム」を多く含まれている為、美肌効果が得られます。

また黒豆を茹でるときに出る茹で汁は黒豆のに濃厚な成分は溶け出していますので捨てずにお味噌汁や料理に是非利用しましょう！

※　今年の黒豆の栽培状況を随時ブログで紹介していきたいと思います。ご興味が有りましたら是非のぞいてみてください。今しばらくお待ちくださいませ。